労働法は敷居が高く、なかなか理解しにくいものです。労務管理の基本とは何か?について事例やグループ討議、質疑応答など身近な例を用いて労務管理に必要な知識を学んでいけます。それぞれ一般社員、管理職、役員、人事担当者の各層に合わせてカスタマイズが可能です。

なぜ朝9時に出社しなければならないの?(雇用契約の知識)

社会保険労務士事務所のグループ会社であり、労働トラブルやパワハラの問題について相談を受けます。
いろいろな事件でお話を伺っていると、「雇う側も雇われる側も、雇用契約や労働契約について誤解があるのではないか?」ということに気付きました。

そもそもどういった根拠で働いているのかを学ぶことで、「ハラスメントと言われたらどうしよう・・・。」「部下の問題行動をどこまで指摘すれば良いのだろうか?」「知らずしらずのうちに、過剰な要求を従業員にしていた」などといった、労務トラブルのリスクを未然に防ぐテーマです。

  • 雇用契約とは何か?
  • 指揮命令権とは何か?

始業30分前に出社している時間は労働時間?(労働時間の知識)

「9時始業の会社で、8時57分にタイムカードを打刻している場合は、差の3分間は労働時間になるのだろうか?」「部署の繁忙期に社員が有給休暇を請求してきた場合は、断ることが出来るのだろうか?」など、労働時間・休日休暇、といった労働時間に関する基本的な知識を改めて学びます。

  • 労働時間とは何か?
  • どこからどこまでが労働時間になるのか?
  • なぜ残業を命令することができるのか?
  • 休日と休暇は何が違うのか?

変形労働時間制は残業代は発生しない?(変形労働時間制の知識)

原則は1日8時間、週40時間が労働時間の原則になりますが、「変形労働時間制」という特殊な労働時間の管理方法が法律で認められています。

ただし、変形労働時間は内容を正しく理解していないと、知らず知らずのうちに労働トラブルや未払い残業代問題のリスクを抱えることになります。当社の研修では、変形労働時間制の原則や、正しい運用方法を学んでいきます。

また、変形労働時間制の研修は人事担当者はもちろんのこと、各職場のシフトを設定する現場のマネジャーも知っておくべき内容でもあります。

  • 1年単位の変形労働時間制
  • 1か月単位の変形労働時間制
  • フレックスタイム制
  • 専門業務型裁量労働制

土曜・日曜の両日とも休日割増を支払っていませんか?(賃金の知識)

働いていく、人を使っていく上で避けられない問題である賃金について正しく理解されていないことがあります。割増賃金とは何か、賃金の計算方法はどのようにしていけばいいのか?賃金を支払う上で気を付けるポイントは何か?全ての事業主と従業員に関係する賃金について学んでいきます。


  • そもそも賃金とは何か?
  • 賃金の払い方にもルールがある
  • 平均賃金とは何か?平均賃金はどのように計算すれば良いのか?
  • 賃金を前借したいと言ってきたときはどうするのか?

部下の辞表を引き出しにしまっていませんか?(退職・解雇の知識)

全ての働く人はいつか必ず「会社を辞める」がやっていきます。ただし、会社の辞め方は様々なパターンがあります。分かったつもりで間違った処理をしてしまうと、思わぬ労働トラブルになることもあります。
また、多くの会社では、期待通りの仕事をしない/出来ない従業員に辞めてもらうことや、問題行動を起こす従業員を解雇するときも出てきます。労働トラブルになりがちな「解雇」も誤った理解をしていたために、思わぬ労働トラブルになってしまうこともあります。
当社の研修では、「会社の辞める」についての基本的なルールについて学んでいきます。

  • 「会社を辞める」にはどのようなパターンがあるのか?
  • 従業員に「辞めてもらう」には、どのような方法があるのか?
  • 退職したときに証明書の交付を求められたときは、どうすれば良いのか?

上司の裁量で始末書を書かせていませんか?(懲戒処分の知識)

問題行動を起こした従業員に対しては、懲戒処分を課していくことになります。しかし、懲戒処分を課すためには、正しい手順を踏まなければなりませんし、労働基準法で処分に制限が定められています。懲戒処分の基本的な考え方や気を付けなければならないポイントを講義していきます。

  • 懲戒処分とは何か?
  • 自宅謹慎をさせるときは賃金を支払う必要があるのか?
  • 懲戒解雇をするためには、どのような手続きが必要か?

女性社員が妊娠したときの休みどうなる?(育児・介護休業の知識)

女性従業員が妊娠したときや、家族を介護しなければならなくなった社員にお休みを与えなければなりません。しかし、産休・育休、介護休業というルールがあることは知っていても、休業中の仕事の与え方や休みの取らせ方など、具体的な対応方法については、頭を抱えてしまいます。
産前産後休業、育児休業・介護休業について学んでいきます。

  • 育児休業/介護休業とは何か?
  • 産休と育休は何が違うのか?
  • 育児休業中の社員は、どのように休ませればよいのか?
  • いつまで育児休業を取ることができるのか?
  • 仕事の復帰のさせ方はどうすれば良いのか?

健康診断を受けない社員にどう対応すれば良い?(安全衛生の知識)

「労務管理」と聞けば労働時間の管理に注目されがちですが、従業員が安全に働くために会社には安全配慮義務が課されています。
ついつい忘れがちになっている、安全配慮や安全衛生について学んでいきます。



  • 安全衛生とは何か?
  • 安全配慮義務とは何か
  • 過重労働を管理する上で注意すべきことは何か?

ケーススタディー形式の研修

基本的な労務管理の知識をしっていたからといって適切な対応ができるとは限りません。

トラブルに至るまでの経緯や、会社や地域の慣習などを総合的に勘案して、どのように対処するのか判断していくことが人事担当者には求められます。
ありがちなトラブル事例を使って、自分の職場だったらどのように判断するのかを参加者同士で議論をしていき、実務で応用できるスキルを身に着けていきます。研修で扱う労働トラブルの事例の概要をいくつか紹介します。

ケース:「恋愛関係なの?それともストーカーなの?」事件

人事担当のあなたは、女性社員より同僚からストーカーを受けているという相談を受けました。
調査を進めていくと、どうやら相手の男性は女性の元恋人のようですが、関係が続いているのかどうか良く分かりません。プライベートまで会社は踏み込むことは躊躇しますが、放置して事件になっても困ります。人事担当者として、職場のストーカー事件をどのように処理をしていけば良いのでしょうか?

ケース:「地方の居酒屋での懇親会」事件

人事担当のあなたは、地方の営業所で飲酒運転で捕まった従業員がいるとの連絡を受けました。
調査を進めていくと、地元の会合での帰りに飲酒運転で検挙されたようですが、その地域の慣例で飲酒運転が問題になりにくい土地柄であるうえに、地元の有力者から「忖度するよう」圧力がかかっているようで、厳しい処分を課した場合は地元との関係がこじれてしまうようです。
人事担当者として、飲酒運転の懲戒処分と、地元との関係のどちらを優先すべきなのでしょうか?

ケース:「袖の下?それとも友情?」事件

人事担当のあなたは、社員が納入業者から不正にリベートを受け取っていたことが発覚したとの連絡を受けました。
調査を進めていくと、社員と納入業者の社長とは旧知の仲であり、社員は経営危機に陥っている旧友の企業を救済することを目的に口利きをしたようですが、納入業者の社長は、良からぬ付き合いをしているという噂を聞きます。
人事担当者として、今回のケースではどのように処分をしていけば良いのでしょうか?

ケース:「パワハラに関する内部通報」事件

人事担当者のあなたは、「社内でいじめを受けている従業員がいる」匿名の通報を受けました。
調査を進めていくと、ある社内のグループが特定の従業員を個別に呼び出し、暴行をしているような噂が耳に入りましたが、加害者側はいじめの事実を否定しています。
加害者側のリーダーの家族は主張の激しい方であり、今回の一件についても対応を誤れば、会社に怒鳴り込んでくる可能性があります。
人事担当者として、今回のケースではどのように処分をしていけば良いのでしょうか?