等級制度の設計とは
等級制度は特定の基準により区分して管理・処遇していくための制度です。どのような切り口で優劣をつけるかで、従業員に伝わるメッセージは異なってきます。
経営戦略とつなげて考える
人事は経営戦略の一環です。ついつい「世間の流行」や「現場最適」を意識してしまいますが、「経営戦略はどう立案されているのか?」「戦略を踏まえると、どのような人事制度を設計すべきなのか?」と考え、経営戦略と人事制度を連動させなければ意味がありません。
等級制度(グレード制度)の設計の流れ
1
どのような雇われ方があるのか?(雇用区分の整理)
正社員・契約社員といった雇用の区分の仕方を検討していきます。
2
どのような就労の制限が存在するのか(就労制限の検討/専門職等の設定)
総合職/一般職、全国社員/地域限定社員、管理職/非管理職の区分を検討していきます。また、昇格における専門職コースの扱いの要否とその基準を検討していきます。
3
職種の数をどの程度とするか?(職種の区分の設定)
どのような職種を設定するのか、職種の数とその定義を検討していきます。
4
どの程度の等級の数を用意するか(職種ごとの等級の設定)
上記決定事項を踏まえ、どの程度の粒度感で等級を設定するかを検討していきます。
5
どのように運用するか(等級の変更ルールの設定)
いつ何をもとに、等級の変更を行うのか変更ルールを設定します。
サービス内容
標準サービス
- 等級制度の設計(2~3か月)
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導入実績・Q&A
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